工房紹介
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仁太屋は、鹿児島駅の程近くにある小さな彫金工房です。
手仕事の伝統が根付く京都で修業したオーナーが、金属の魅力と、手技から生まれる感動を沢山の人にお伝えしたい…という思いで、2011年、鹿児島市武町にオープンしました。2021年に移転リニューアル、現在は鹿児島市清水町に工房を構えています。
シルバー、ゴールド、プラチナ…様々な地金を扱いますが、それぞれに特性があり、魅力のある素材です。
そんな金属の魅力をもっと知って頂き、もっと身近に、そして愛着を持って使っていただけるよう、私たちにできることをこれからも模索していきたいと思っています。
鍛造技法、私たちのこだわり
現在、ほとんどのメーカー、工房で用いられなくなった鍛造(たんぞう)技法とは、地金の塊をハンマーなどで打ち伸ばし、地金の状態から直接作り込む方法です。
私たちがあえてこの鍛造にこだわるのは、打ち鍛えた地金の強度、そして状態の良さが他では得られないものだからなのです。大量に生産できる鋳造(ちゅうぞう)と比べて、手間、コストがかかる鍛造ですが、そんな鍛造地金だから活きるシンプルで本当に美しい鏡面や、造形、フォルムがあります。
そして自分の手で、地金の性質や状態を感じられる仕事は素材へのありがたみにも通じます。
地球が生み出した金属を無駄にせず、丁寧に扱うことを大切にしています。



セルフメイドへのこだわり
「セルフメイド」とは、ワークショップ形式で、職人サポートのもと、お客様に実際にリングなどを制作していただくスタイルのことです。
仁太屋では、鍛造制作によるセルフメイドの制作コースに力を入れています。
工房での常設コースの他、期間限定での出張ワークショップなども開催し、お子様が気軽に参加できるコースから、本格的なブライダルリングを制作するコースまで、様々なセルフメイドの形をご提案しています。
仁太屋が大切にしているのは、全く初めての方にも触りだけではなく、できる限りしっかりと作業に参加して頂くということ。それが最後に大きな感動に繋がっていくからです。そのため完成度だけではなく、指導法や作業工程にもこだわっています。
地球から生み出され、人の手によって採掘された金属が、自分の手で徐々に形になり、最後には輝くリングへと変化する面白さや感動。
それこそがどんな贅沢なジュエリーを買うよりも特別な、得難い経験だと考えています。
※制作は、デザインやご希望により、鍛造以外の技法を併用させて頂く場合もございます。
※2020年から当面の間は、出張ワークショップ等のイベント出店をお休みさせて頂いております。


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中村 稔彦
なかむら としひこ
職人紹介


濱野 亮
はまの りょう
仁太屋銀工房オーナー。
1973年、鹿児島市に生まれる。カナダ、アメリカ、ジャマイカ等を旅し、その経験から日本人である自分を再確認するとともに、改めて日本の伝統技術の奥深さに魅了される。そんな中、京都の金属工芸家 竹影堂鎚舞氏の工芸作品に感動し、師事。伝統的な金属工芸・アクセサリーの制作・教室指導を経験する。師から学んだ「手でモノを作る感動」を伝えたいと原点である鹿児島に帰郷、仁太屋銀工房を立ち上げる。
1987年、鹿児島生まれ。
林業などを経験する傍ら、日本や世界の銀細工、特に民族的な習慣の中で生まれた装飾に興味をもち始め、2014年から中村稔彦に師事、シルバージュエリー制作を学ぶ。2016年12月「ひのえと展」初出展以降、シルバージュエリー作家としても活動中。2019年には東京にも出展し活躍の場を広げている。
丁寧なものづくりを意識し、日々手仕事に取り組んでいる。

隈元 信美
くまもと のぶみ
1974年生まれ。東京都出身。
東京にて彫金師 故・津村欣一氏よりタガネ彫りを学んだことがきっかけで、彫金の魅力に目覚める。その後、金属工芸の勉強の為に京都を訪れ2005年より竹影堂鎚舞氏に師事、氏の工房で働き始める。ここで中村稔彦と出会い、後に仁太屋銀工房をともに立ち上げることに。
主にタガネ彫りを担当。彫り口の輝きやラインの美しさを心掛けている。
中村 麻貴
なかむら まき

1973年生まれ。奄美大島出身。
シルバーアクセサリー制作に興味を持ち、仁太屋オープン当初から様々な制作コースを体験後、2017年より当工房の彫金教室にて彫金技術を学ぶ。地元奄美で彫金工房を開くという目標があり、技術鍛錬のため2021年より仁太屋スタッフとして勤務。現在はセルフメイドコースを担当、「感動」を感じて頂けるコース作りを心掛けている。
仁太屋銀工房DETA
事業内容:ハンドメイドアクセサリーの制作・販売。
セルフメイドアクセサリー・ワークショップの企画運営。
制作指導・オーダーメイド・修理等。
所在地:鹿児島県鹿児島市清水町16‐10
Tel:099‐296‐8812(火・水定休)
e-mail: zintaya@siren.ocn.ne.jp
設立:2011年6月1日
代表者:中村稔彦